退院後の生活について
病院から、退院後は以下の点に注意するよう説明があった。
・退院後一週間程度は自宅安静。家事などは体調に合わせて徐々に増やす。
私の場合、仕事復帰まで約三週間を目安に安静にするように言われた。
・布団の上げ下げや重たいものを両手に持つなど、腹圧をかける動作は避ける。
※出血を起こす可能性があるため
・車や自転車の運転は次回外来まで控える。
・硬いお通じは腹圧をかける動作につながるため、緩下剤を適宜使って便秘を防ぐ。
・入浴は次回外来まで控える。
・傷はこすったりかさぶたを無理に剥がしたりしないこと。
・性生活については感染の原因となることがあるため次回外来まで控えるのがベターだが、妊娠してはいけないということはない。
↓こんなときは次回外来を待たず、早急に病院へ電話し指示を仰ぐ↓
*38.5度以上の熱が続く。
*生理2日目以上の出血や血の塊が出る。
*強い下腹部痛。
*便秘が続き、腹痛・お腹の張り・嘔気・嘔吐がある。
*異臭のするおりもの、濃い黄色や緑色のおりもの、陰部に強い痒みがある。
幸い経過は順調で、退院時に処方された痛み止めも出番はなかった。
最初の一週間はお腹にズボンのゴムがあたると痛みを感じたり、料理をすると立ちくらみがあったりしたが、徐々に良くなっていった。
傷口に貼られたテープは自然に剥がれ落ちて、洗濯物の中からひらりと出てくることもあった。
しかし傷自体は小さいものの、生々しくて見ていられない。
安静中は遠出することもなく、徒歩範囲内で生活するようにしていた。
歩くスピードも初めは杖をついて歩くお婆さんと同じぐらいだったのが、日に日に通常ペースに戻っていき回復を実感した。