30代派遣社員の卵巣嚢腫手術体験記(腹腔鏡)

2017年12月に卵巣腫瘍発覚!2018年4月に腹腔鏡手術にて摘出しました

手術後1日目(4/11)

手術翌日、6時起床。

採血・体温チェック実施。点滴や排尿管は繋がったまま。

 

午前中はベッド上で体を起こして座ることができるようになった。

そして水分摂取の許可がでた。

 

蒸しタオルで背中を看護師さん、自分で拭けるところは自分で拭き、新しいパジャマへ着替えた。

 

12時昼食。流動食。

若干吐き気があり半分ほど残してしまった。

 

午後は自分の足で立ち上がり、点滴をガラガラ押しながら少しずつ歩く練習をした。

トイレまで自力で歩行できるようになると、排尿管が抜かれた。

 

トイレには個人の排尿量を確認できる装置があり、自分の名前が貼られたボタンを押してから用を足すと量が表示される。

記録をとるよう指示があったため都度メモをとった。

 

たまにメモを忘れるけど、看護師さんから聞かれた時に大体の量を答えられればOK。

メモ自体を見られることはなかった。

 

寝たきりの状態から久しぶりに体を動かすと、当たり前だが全体的に体が痛い。

 

そういえば、朝まではふくらはぎに血栓予防のための器具が装着されていたが、あれ家にも欲しいな〜と思ってしまった。

立ちっぱなしの後とか装着していたい。

 

***

 

とにかく一番この日辛かったのは、お腹の痛みより吐き気より「肩の痛み」だった。

手術後の呼吸困難も肩の痛みも両方、ガスの影響みたい。

   ↓

炭酸ガス気腹による合併症
・ ガス塞栓:炭酸ガスが血管内に入り、肺の末梢血管に詰まり呼吸障害を起こすものです。発生すると一時的に人工呼吸器による呼吸管理を必要としますが、重篤なものは極めてまれです。

・ 横隔膜神経の刺激による肩の痛み:術後起座、あるいは起立時に炭酸ガスによる横隔膜神経の刺激により肩の痛みが出ることがあります。数日で自然に無くなり、後遺症はありません。

〈引用元〉

http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/urol/kanja_fukukoukyou.html

 

肩の痛みで姿勢を伸ばすことができず、常に体が丸まってしまう。丸まったところで痛みは治らないため、痛み止めを服薬したり湿布を貼ってもらったりしてどうにか耐えていた。

 

体を起こしている時が特に辛い。寝ている時は比較的まし。

ベッド場で少し起き上がるだけでも激痛。

浣腸以上にキツかった。拷問に近い。

 

「体を動かした方が痛みの引きが早い」と看護師さんに言われてからは、なるべくフロア内を歩くようにした。

 

 

 

18時、夕飯。8割ほど食べることができた。

 

シャワーは禁じられていたので、軽く洗面と歯磨きを済ませて就寝。

 

痛み止めのおかげか、前日よりはよく眠れたと思う。

花粉の症状が全くでなかったのは予想外で嬉しかった。

 

↓入院持ち物についてはこちら

ransou1222.hatenablog.com

  

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